今日は、2016年5月28日のメニュー、まゆどきの中でも評判の高い「ビーフチュー」の作り方を紹介します。
POINT1:お肉の臭みをしっかりとること。
POINT2:お肉をトロリとやわらかくすること
材料<6人分>
牛肉(甲州ワインビーフ) 900g
玉ねぎ(北海道産) 2個
じゃがいも(山梨県産新じゃが) 6個
人参(熊本産) 2本
ブロッコリー(山梨県産有機野菜) 1束
にんにく(中国) 7個
赤ワイン(チリ産) 300ml
化学調味料無添加のビーフシチュールー 1袋
ローズマリー、しお、こしょう、水適量
【1】にんにくをみじん切りにします。肉の臭い消しと風味づけに使います。
【2】オリーブオイルでにんにくを炒め、香りがでてきたら、お肉を入れます。肉のにおいを飛ばすために、ヘラで一つ一つの肉が離れるように、表面の色が変わるくらいまで炒めます。この時に下味で、塩、こしょうを適量入れます。
【3】たっぷりの赤ワインを、炒めた肉の中に入れ、弱火で30分煮込みます。この時、「あく」がでますので、全てとりきります。
【4】お肉がすべてかぶるくらいの水を入れ、沸騰したら、「あく」をもう一度きれいに取り除き、弱火で煮ます。「あく」がでなくなってきたら、ローズマリーをざるごといれます。本来は、自家製ブーケガルニをつくるといいと思います。そのままローズマリーをいれると葉っぱが落ちて、しぶい味になるので、このようにします。ローズマリーは、シルクガーデン内で栽培してます。
【5】ローズマリーの色が変わったら、ローズマリーは、引き揚げます。その後、1~2時間弱火で煮込みます。ここで煮込みすぎると、肉がバラバラになってしますので、やわらかさを見ながら、時間を調整してください。ここまでできたら、一晩なべごと寝かします。
【6】翌日の調理に入ります。(ここからは、余裕がなく写真が撮れませんでした。)たまねぎを別のなべで、少ししんなりするまで炒め、人参を入れ1分くらい、炒めたら、昨日の肉の鍋に合わせます。弱火で人参がやわらかくなるくらいまで煮ます。
【7】その間に、じゃがいもとブロッコリーを準備します。じゃがいもは、皮をむき、一口大に切り、水にしたす。ブロッコリーは、別に湯通しをし、ざるでさましておきます。ブロッコリーは、色が変わったくらいで、湯からあげます。余熱で十分やわらかくなります。
【8】にんじんに火が通ったことを確認し、水切りしたじゃがいもを入れ、弱火で数分煮ます。
【9】じゃがいもに火が通ったら、塩、こしょうで味を調えます。この段階で、肉や野菜のエキスがでたおいしいスープになっています。いったん火を止め、シチュールー(イツモアにて購入)を入れ、ルーが溶け、とろみがでるまで弱火で煮込みます。
【10】お皿に移してから、ブロッコリーをトッピングしてできあがりです
<副菜>
山梨県産有機野菜のレタス、水菜、赤ほうれん草のサラダ(トマトドレッシング)
かぼちゃのクリームチーズ和え(揚げはすとたまねぎ添え)
ベーコン、しめじ、ほうれん草のパスタ
コーヒー
タルト
敷地内のジュンベリーを使ったジャムをのせたタルトをつくりました。特に男子学生の評判がよく、つくりがいありでした。
今日は、数か月に一度のコーヒーの日でした。学生さんが、本格コーヒーメーカーをまゆどきに寄付してくれました。カートリッジが高額な為、数か月に1度になりますが、楽しい時間を提供してくれる大切なアイテムになる予感がします。本格泡立ちコーヒーの評判はよかったです。
編集後記:今日は、二つもうれしい出来事がありました。
★一つ目のお話:学生さんのご両親が、夕食を食べに来てくれました。
選択肢がたくさんある中で、貴重な家族での夕食時間を、まゆどきで過ごして頂いた事は、誠に光栄なことです。また素敵なご家族の皆様と共有できた時間は、私にとって至福なひとときでした。写真を撮るのも「もったいない」と感じるこのような機会を与えて頂いたことに、心から感謝します。
★二つ目のお話:一昨年卒業した学生さんが、顔をみせてくれました。
ワインバーに行った後だそうです。社会人2年目になり、「任せられる仕事が急激に増えた」と話す姿が、ものすごくたくましく見えました。社会人として頑張っている姿に、「涙」。そして、元気をもらいました。ありがとう。。
今日の出来事を通じて、つくづくこの仕事をやっていてよかったなあと感じました。しかし、逆に責任の重さに、気が引き締まります。.