かないさんの旅行記2~カナダ

平成28年8月23~26日「カナダ」へ行ってきました。

今回の一番の目的は、今年4月にカナダへ高校留学した息子に会うと同時に、ホストファミリーへの挨拶をすることでした。息子は、3月まで、シルクガーデンに住み、学生の皆様と一緒に夕食を食べていました。

そして、もちろん料理の腕前を磨くべく「食べ歩き」と街並み視察もしてきました。留学を考えている人もいるかと思うので、カナダ留学事情をご報告します。

 ご覧の通り、外見は、ほとんど変わってませんでした。変わったといえば、バンクーバーを自分の庭のように案内してくれたことと、英語を少し口にするようになったくらいです。全体的な報告をする前に、カナダ留学の大枠を説明します。カナダは、9月学校始まりの為、4月~8月は、バンクーバーの語学学校に通いました。生活は、バンクーバーのホストファミリーにお世話になりました。そして、9月からは、バンクーバーから車で45分くらい(電車、バスだと2時間弱)のラングレーの高校に3年間通う予定です。生活は、高校の近くのホストファミリーにお世話になります。

今回の日程は、下記の通りです。順を追って報告します。

①バンクーバーのホストファミリーへの挨拶

②語学学校の視察

③ラングレー教育委員会、高校の視察

④ラングレーの新しいホストファミリーへの挨拶

 

①バンクーバーホストファミリー宅へ

 

  
 

 羽田空港から約9時間、直行便で、バンクーバー国際空港へ着。そこから、鉄道(スカイトレイン)で、約10分マリンドライブ駅下車。バスで5分、徒歩3分で、ホストファミリー宅へ到着です。お父様は、タイ人、お母さまは、フィリピン人、ブリティッシュコロンビア大学(山梨大学の留学提携校)に通う19歳のお嬢様、地元の高校に通う16歳の息子さんの4人家族です。25年前に移民されたそうです。アパートの1階で、4帖くらいの個室を用意してくれてました。洗濯は、一週間に一度、お風呂は毎日、お昼は弁当を作ってくれたそうです。合鍵も渡され、一人で留守番することもあったそうです。もちろん、日本語は、まったく話せないので、ホストファミリーとの生活は、英語の勉強には、有意義だったと思います。料理をおもてなししていただきました。とても暖かい家庭でした。「バンクーバーに来ることがあったら、いつでも来るように」と言ってくれてました。(約5か月間本当に、お世話になりました。)

 

 

 

②語学学校への視察 

 VGCという語学学校です。規模も大きく、夏休み期間中は、59か国から400名の生徒を受け入れているそうです。一つの教室では、約10人程度の生徒さんが学び、全部で20~30の教室がありました。高校生から、大学生、社会人まで受け入れており、年齢ではなく、英語のレベルで8つのレベルに分かれています。毎週レベル分けの試験を行うそうです。時間は、8:45~15:30までみっちり勉強します。任意でアクティビティも充実しています。空港の送迎、ホームステイ先の斡旋、保証人等すべて、この語学学校が窓口になってくれます。もちろん支払いも一括でこちらに支払います。この辺が、日本と一番違う点です。息子も、大学生のお友達もできたそうです。こちらにくると、年齢の壁は、ほとんどないそうで、土日は、友達とスケートボードをしたり、アメリカへ行ったりと楽しんでいる様子でした。( http://www.vgc.ca/ )

③ラングレー教育委員会訪問、高校視察

 カナダへ留学する場合には、まず最初に教育委員会を選びます。例えば、内申書がよくないと入れない教員委員会や、中国からの留学生の多い教育委員会、インドからの留学生が多い教育委員会等々それぞれの特徴に合わせて決めます。ラングレーの特徴は、日本人留学生が少なく、ホストファミリーの受け入れ態勢がしっかりしていることでしょうか。教育委員会では、高校、ホームステイ先の選定まで、すべて行ってくれます。そして、だいたい一人は、日本人スタッフが在駐してます。教育委員会からの入学許可をもらえれば、次に希望校の希望をだします。例えば、技術系の学校、国際バカロレアに対応した学校等の基準から選定します。ラングレーには、8つの高校があり、普通高校であるアルダーグローブコミュニティセカンダリーを選択しました。学校に訪問しましたが、とにかく校庭、スポーツ競技場がものすごく広いです。今年の留学生数は、全校で約100人(内日本人17人)だそうです。同学年は、30人程度です。すべての留学生が、留学生だけのISPクラスに最初は入ります。ISPクラスは、英語力に応じて4つにわけられ、英語能力が向上すると、普通のカナダの学生と一緒の授業を多くとれるようになります。卒業までには、カナダの学生と同様の単位をすべて取らないと卒業できません。その為、夏休み等の長期休暇を利用し、集中的に単位取得機会も与えらています。話を伺い、感じたことは、留学生を受け入れるシステムがしっかりしていることを強く感じました。

 

 

④ラングレーの新しいホストファミリーを訪問

 高校から約3㎞、車で5分(徒歩30分)に位置します。学校から家まで、お店一つなく、コンビニエンスストアまで、歩いて1時間かかるそうです。バンクーバーとは打って変わって、田舎です。しかし、ファミリー宅は、閑静な住宅街、リビングが二つ、広いキッチン、地下にはトレーニングルーム、ゲストルームまで完備されてます。もちろん息子の個室も8帖ほどのゆったりスペースです。ホストマザーは、28歳と若く、71歳のおじいさまと61歳のおばあさま、そして、二匹の小型犬が住むご家庭です。やはり、とても温かいご家庭のようです。ホストファミリーとの生活は、英語が必携なので、英会話の上達には、いい環境だと実感しました。訪問する父としても、あたりまえのように英語を話さざるをえない状況に、さらなる英語学習の必要性を感じました。

  続いて、乗り物事情です。

バンクーバーは、あまり広くないので、基本的に歩いても、ほとんどの場所に行くことができます。疲れたらタクシー(初乗り300円程度)も活用すれば、大変便利です。しかし、バンクーバーの街に隣接するスタンレーパークは、油断してはいけない。日比谷公園の25倍の敷地内には、原始林、湖、海等自然そのもの。少し散歩のつもりが迷ってしまい、町に戻るのに1時間もかかりました。タクシーを拾えず、人生初のヒッチハイクを試みるが、相手にされませんでした。鉄道、バスも日本同様の金額。便利なのは、鉄道からバスへの乗り換えが同じチケットでできることです。時間内、乗り降りが自由なので、活用できれば便利です。最近できたレンタル自転車も便利。地元の人は、手軽に活用している様子でした。

  続いて、街の景観紹介です。

 一番の特徴は、ガードレールと電柱がない。道幅が広く、歩道がしっかりと確保されていることでしょうか?なんとなく開放的になります。あとは、看板表記は、ほぼ英語オンリーのため、町全体がシンプルにまとまっているように感じました。あとは、テラスの活用がうまいです。カフェはもちろん一般の家庭でもテラスを有意義に使っています。

 
 

これからも幾多の困難があると思いますが、単身、海外に行こうという「勇気」は、評価したいと思います。また、おかげで、海外留学時事情を皆様にご報告できたことを感謝します。休みの期間等、またシルクガーデンに帰ってくることもありますので、その際は、よろしくお願いします。

 

編集後記

 私自身8年ぶりに海外に行きました。「百聞は一見に如かず」ということわざを痛感しました。インターネットが普及、外国人観光客も増え、海外の文化、言語にふれることも多くなっていますが、実際に、行ってみるとやはり違います。

 第一印象は、「英語、英語、英語」ですかね。バンクーバー市内の人口割合は、白人約50%、中国系約30%ほか、アジア、メキシコ、黒人約20%と人種のるつぼです。しかし、みんな英語をしっかり話す。そして、看板、案内もすべて英語。見るもの、聞くものすべてが英語です。まずもって、グローバル言語としての英語の力を思い知らされました。そして、英語を学ぼうという人にとっては、素晴らしい環境です。

 次の印象は、「寛容な国」という印象です。誰に話しかけても、誠意をもって対応してくれます。英語が流暢でなくても、ゆっくり聞き返し、ゆっくり伝えてくれます。もちろんすべて英語です。海に面し、大きな大地の影響もあると思いますが、いろんな人種がいることが大きな要因かと思いました。移民した時の苦労や、母国語から英語を勉強した過程を共有しているからこそ、寛容ではないかと思いました。

 次の印象は、「健全な街」という印象です。たった3日間の滞在なので、確かではないですが、このような印象を抱きました。人間性自体、人をだまそうという雰囲気が感じられず、正直に生きているような気がしました。盗難、詐欺等法律というより、道徳に反したことが少ないような気がしました。夜の街も遅くまで営業しているところは、多いのですが、健全なイメージを持ちました。

以上の通り、留学環境としては、大変おすすめです。ぜひ、皆さまもトライしてみてはいかがでしょうか?

最後に、今回の海外への旅を後押ししてくれた皆様に感謝申し上げます。

 

上へ